「プラモデルが好きだ!」 展示室


長谷川 1/48 Ki-44 二式単座戦闘機 鍾馗 増加試作機 独立飛行47中隊 黒江大尉機
 鍾馗は不細工な飛行機だという人もいたけど、私はこの飛行機が好きだ。
 同じエンジンを積んだ三菱の雷電が紡錘形のレーサーみたいなスタイルをしているのにこいつは、とにかくエンジン前出して、後ろをぎゅっと絞った形、とくに平面形はおたまじゃくしみたいで良いと思うし、主脚の引き込みリンクの出っ張りやら、尾輪の引き込み扉のスライド構造(「我が家の趣味の世界 航空機列伝」と言うサイトに詳しく解説が出ている。)など妙に凝ったメカも面白い。
 鍾馗のプラモデルは大昔に大滝製作所が出してから長らくキットが出なかったが、長谷川が出したこのキットも決定版とは言い難くいじりがいがあった。
 増加試作機はキット化されていなかったので、キットから改造。
 改造個所:スピンナー、主脚カバー、カウリングの寸図まり補正(長谷川共通)、補助翼弦長の修正(長谷川共通)
胴体下面の滑油冷却器を付け忘れているのと、尾輪の引き込み扉の胴体側の修正はこの頃仕掛けを知らなかったので修正していない・・・けど目立たない。(それくらいチョット見には分からないし、それと分かる写真も少ない。
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大滝 1/48 Ki-44 二式単座戦闘機二型乙 鍾馗 明野飛行学校
 大滝の鐘馗である。
 大滝の鐘馗とP-40のせいで、「プラモデル完成できない病」にかかってしまったような気がしないでもないが、何度も作り直して挑戦してみたくなる気がするキット群だった。
 そんな大滝だったのに会社としては結局生き残れなかったのでプラモ業界というのは厳しい。
 細部の出来具合は長谷川に及ぶべくもないが、カウリング後部から胴体につながる絞り込みを修正すれば長谷川と区別つかないぐらい基本形はしっかりできている感じ。
 実機写真ではガンカメラが見えるけれどどんな形かよく分からないので省略。 明野飛行学校の48番の写真がとても良いので大滝でも作ったし、あとから長谷川でも作った。
 古いネガをスキャンした写真だけれどこれキット自体は保存してあるのでもう少し撮り足してもいいかも。

長谷川 1/48 Ki-44 二式単座戦闘機二型乙 鍾馗 明野飛行学校

 大滝のに比べると、改造個所は少ない。
 出来た時代が新しいのでディティールは断然長谷川に軍配が上がる。
 修正箇所:補助翼をアリイ(大滝)から移植して修正、カウリングの寸詰まりをプラ板1枚挟んで1.5ミリぐらい前に出した上、それに伴ってエンジンを前に出した。
 塗装はこっちの方が実機に近く塗れたと思う。

長谷川 1/48 Ki-44 二式単座戦闘機二型丙 鍾馗 飛行第85戦隊 若松大尉機
 実機の写真を見たことがないけれど1970年の航空ファンに乗っていた橋本喜久男氏のイラストが格好良かったので塗ってみた。
 下面の空色とか、増タンの紺色とか「本当かなぁ」という気がしないでもないけれど、何しろ実機写真がないので文句は出ないでしょう。